★平成24年度の黒字申告割合は2年連続上昇
国税庁が公表した「平成24事務年度 法人税等の申告事績」によると、法人税の申告件数は約276万件で、その申告所得金額は、45兆1874億円(前年度比21.2%増)、申告税額は10兆105億円(同5.0%増)となり、3年連続で増加しました。
申告を行った法人における黒字割合は27.4%(同
1.5%増)で、過去最低の25.2%となった平成22年度から2年連続で上昇しています。なお、黒字申告1件あたりの所得金額は、約6,000万円(同14.5%増)でした。
★最近10年間で新事業に取り組んだ企業は?
日本公庫が行った「中小企業の新事業展開に関する調査」によると、最近10年間に新事業展開を行った企業は、43.1%で、そのうち「新商品の提供」が17.2%、「新分野への進出」が8.9%、「両方」が17.1%でした。
また、10年前と比べて売上が増加した割合は、「従来商品のみ」が38.5%であるのに対し、「新商品」が45.4%、「新分野」が54.7%、「両方」は57.7%と高くなっています。
★中小企業等の資金繰り対策を強化
政府は、事業規模10兆円超の支援を実施します。
日本公庫等による経営支援型セーフティーネット貸付(認定支援機構等の支援を受ける場合に低利融資)は、原油高等の経営環境に対応した貸付に加え、金融機関との取引条件の変化に対応した貸付を新設します。
また、老朽化設備の大規模な更新等に低利融資を行う設備資金貸付利率特例の新設や、企業活力強化融資(給与総額を増額させた場合に低利融資)、創業関連制度の拡充等を図ります。
しかし、一方でセーフティーネット保証5号は、補正予算成立から一定期間経過後(3週間程度)、対象業種が195種(現在642業種)に、大幅に縮小されます。
★2013年ヒット商品ベスト10!
2013年10月31日、月刊情報誌「日経トレンディ」が「2013年ヒット商品ベスト」を発表しました。毎年恒例のこの企画では、集計期間中このランキングは2012年10月から2013年9月の間に発売された製品・サービスを対象とし、「売れ行き」「新規性」「影響力」の3項目に沿って日経トレンディが独自に判定したものです。
ベスト10は以下の通り・・・
1位 コンビニコーヒー
2位 パズル&ドラゴンズ
3位 アベノミクス消費
4位 半沢直樹
5位 伊勢・出雲
6位 Nexus 7 & iPad mini
7位 あまちゃん
8位 レイコップ
9位 ノンフライヤー
10位 グランフロント大阪
どうぞよいお年をお迎え下さい!