★来年4月から消費税の軽減税率制度が導入されます!!(予定)
消費税率8%から10%への引き上げが平成31年(2019年)10月に延期されました。これは「景気条項」があったので延期となったのですが、延期の決定と合わせて「景気条項」が削除されたため、この次は間違いなく上がると思います。
あわせて10%に上がることに備えて「軽減税率」の導入が予定されています。ご注目を!
Q.軽減税率制度とは?
A.消費税率10%になったとしても、飲食料品などについては、8%に据え置く制度です。
Q.いつから導入予定なの?
A。消費税10%のなる時期とあわせて導入が検討されております。
Q.飲食品であればすべて8%ですか?
A.いいえ。お酒、ビール等の酒類、レストランでの外食なんかは8%から除外されています。
一方、ファーストフードなどのテイクアウト、ピザの宅配等は8%でいいとされています。お寿司等の出前は10%とされています。線引きがはっきりとしておりません。この当たりも明確にしてほしいと思います。
Q.軽減税率が導入された時は何をしたらよいの?また費用は?
A.一番費用がかかるのは、レジの買換えやシステムの改修が必要になります。
国には補助金制度を導入しておりますが、先にお金を出さなければなりません。
レジ1台当たり20万円(限度額200万円)となっております。軽減税率に備えなければいけないのは、主に外食産業です。たとえば、食材の仕入れは8%ですが、お客様には外食として提供するので税率は10%となります。さらにテイクアウトでの提供がある場合は8%になります。事務が複雑となります。
Q.食料品と食器をセットで販売したらどうなるのですか?
A.食料品が主な場合は8%でいい、となっておりますが、具体的には現在検討中です。
★会社法改正から10年 役員変更は大丈夫ですか?
平成18年5月に会社法が改正されてから10年が経ちました。その改正により、取締役及び監査役の任期を10年に変えた会社も多いと思います。
10年で任期が終わるのですから、再度就任の届出を法務局に提出しなければなりません。提出が遅れると、罰金、または最悪の場合、謄本から削除されてしまいます。
法務局側から特に連絡が来ませんので、一度確認をしてみたらいかがでしょうか?