★消費税軽減税率制度について
2019(令和元)年10月1日から消費税率が引き上げられます。みなさま準備はお済でしょうか?
軽減税率制度とは、特定の品目に対して税率を8%のまま据え置かれることになっています。
今までの制度と違う制度のためいろいろと準備が必要になってきます。
Q.何が「軽減税率8%」の対象なの?
A.次の品目について8%が適用されます。
・飲食料品(酒類・外食を除く)
・週2回以上発行される新聞(定期購読契約によるものに限る)
Q.どんな準備が必要なの?
A.大きく分けて4つあります。
①レジ、会計システムの導入
②領収書や請求書などの記載・保存方法変更
③価格表示の見直し
④従業員への教育
レジ・会計システムの導入
軽減税率つまり複数税率に対応したレジが必要です。
準備ができていなければ、その時に混乱を招いたり、売上や消費税の計算を間違えたり、最悪の場合、お客様とトラブルに発展しかねません。
お使いのレジが複数税率に対応しているか確認し、軽減税率への対応を済ませておきましょう。
☆国の軽減税率対策補助金がございます!
詳しくはこちら↓
軽減税率対策補助金事務(中小企業庁)http://kzt-hojo.jp
領収書や請求書などの記載・保存方法変更
軽減税率の対象品であることがわかる内容、税率ごとに合計した税込対価の額を記載しなければいけません。
Q.届いた請求書が新しい方式で書かれていない場合はどうしたらいいの?
A.この場合、購入者(仕入側)が仕入れ先に請求書の再発行を依頼してもいいのですが、
すでに届いている請求書等に購入者(仕入側)が「軽減対象資産の譲渡である旨」と「税率ごとに合計した課税資産の譲渡の対価の額」を追記してもかまいません。
2023(令和5)年9月30日までの間(予定)は、購入者(仕入側)が追記した請求書等でも、仕入税額控除の書類として認められますのでご安心ください。